発達障害(ADHD)が地域の発達障害支援センターに行ってみた話
発達障害(ADHD)の傾向があると言われた私が、発達障害支援センターに行ってみた話。
前置き
まず、支援センターを利用しようと思った理由。
心療内科には通っていましたが、具体的なADHDの苦手分野の対策は病院ではあまり教えてくれないのです。
「何を読めば理解が深まるのか?対策できるのか?」
「私はどういう思考をすれば業務が改善されるのか?」
とか。
これは病院が悪い訳ではなくて、アドバイス的なことは"カウンセリング"に入るので、*1心療内科のお医者さんの仕事とはちょっと違うようです。
ちゃんと仕事ができるようになりたかったから、あらゆることは試そうと決めた。だけど、自分じゃわからないことが多いから、まずは発達障害に理解ある人からアドバイスを聞いてみたかった。
カウンセリングを受ける方法は、主に3つ。*2
カウンセリングなんぞ受けたこと無いし、お金もない。
料金を調べてみたところ、行政のサービスが無料だったので、こちらをまずは利用してみることにした。
支援センターに行くまで
"発達障害 支援 地域名"でグーグル検索。
自分の住んでいる地域に発達障害支援センターがありました。
支援センターとは?
発達障害者支援センターは、発達障害児(者)への支援を総合的に行うことを目的とした専門的機関です。都道府県・指定都市自ら、または、都道府県知事等が指定した社会福祉法人、特定非営利活動法人等が運営しています。
相談窓口の情報:発達障害者支援センターとは - 発達障害情報・支援センター
より。
サービス内容や、カウンセリングまでのステップは地域により差があるので、要確認。
私のところは、電話によりまずは面談予約。
45分間の面談で、相談にのってくれたり、就労支援のサービスを受けるかどうかを一緒に考えてくれるみたい。
ハードル高い、電話予約。(ADHD苦手なやつ。)
当時、支援センターって自立できてないって感じがして嫌だなあ・・と思っていたんですが、実際そうだし、気にせず行ってから考えることにした。
我慢して電話。優しそうなお姉さんの声で安心した。
面談ができるのは平日のみ。
近日だと予約が取れなくて、1ヶ月後に面談日程が決定しました。
支援センターに行って話してみた
支援センターは10階立てくらいのビル。
1Fに演奏会ができるような小さいホールがある。
上層階にはアパート?みたいなドアがたくさん見える。支援を受けられている人たちが暮しているんだろうか。
カフェスペースも併設されていた。でもとっても静か。
受付で名前を告げ、カフェスペースでしばらく待ちます。
カフェなのにだーれもいなくて、売上とか調理とかはどうなってんだろ?
と思いながらカレー600円の文字を眺めて待つ。
その間に、書類に記入。
住所・氏名・困りごとなどを書きました。
会議室のような別室に通され、優しそうなお兄さんとお話することに。
時間は45分間。
こういうところはワイシャツ着用なんだな。役所っぽい。
具体的に話したこと。
- なぜ自分はセンターを利用しようと思ったか?
- どんなことに困ってるのか?
- 今までめちゃくちゃ困っていた昔話↓
- 仕事改善におすすめの本があれば知りたい
- 支援センターが無料でやっている上で成果は何になるのか?
結果
最高にできなかった当時のことを思い出し、初対面の人を前にして、むちゃくちゃ泣きながら話してしまった。
恥ずかしいし、向こうは仕事とはいえ、なんだか申し訳なかった。
でもちょっとスッキリしたかな。。
具体的な苦手な業務の改善策の相談があまりできなかった。
今回は教えてもらった本を読み、また1ヶ月後に面談予約することにしました。
ところで、支援センターの成果とは、
支援者が就労できたこと、アドバイザーとして企業へ出向くなどすること、利用者の人数など。「なので、あなたが相談にきてくれた事も結果になりますよ。」と言ってくださいました。。
就労支援サービスもあったんですが、今現在働くことができない方のためにあり、自分はなんとか会社員をやれていたので、今回利用しませんでした。
次回へ続く。
*1:心療内科のお医者さんの仕事:症状の薬物治療、心療療法がメイン。
*2:こちらにはもうちょっとカウンセリングとはなんぞや?どんな方法があるのか?が載っています:カウンセリングとは?主な内容、効果、料金などを詳しく解説します | LITALICO仕事ナビ