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発達障害、ADHD、仕事、ベンチャーなどについてつらつらと。

発達障害とうまくいかなかった仕事1(事務職)

当時、会社では人事総務みたいな管理系の仕事をしていました。
が、ことごとくできなかった。2、3年やっても。

 

上司の言っていることが理解できない。


理解したつもりなのに、違うことをしている。

目の前の仕事から先にして、前に頼まれた仕事ができていない。

大事な書類の宛名や送り先を間違える。

文字が汚い。誤字が多い。

よく物をなくす。期限を忘れる。

数字のチェックや、文字校正をしていると眠くなって寝てしまう。

期限までに終わりそうになくても、目算が立たない。


終わらなくても「手伝ってください」と言えない。


「終わってません」と報告ができない。

 

真面目にやってるのはわかるんだけど、業務が滞る。むしろマイナスになっていることもある。


そんなこんなで、上司には毎日怒られてばかりでした。

今考えると、こんだけミスしてたらコントができるなー・・笑


なんて思えますが、
当時は

◯んだら楽になれるなー、どうやって◯のうかなーと毎日思っていました。

(生きててよかった!)

 

期の後半では、怒っている上司が疲れていた。


それもかわいそうで、申し訳なくて仕方ありませんでした。

 

それでも恩返しをしたくて、根性なしに思われたくなくて、

なんとか働いているような状況でした。

 

秘書検定を受けてみたり、


「ホウレンソウの基本」「すぐやる技術」的な本を読んだり、

スケジュール帳にきちんと書き込んで見たり、


子供向けの算数ドリルをして頭を鍛えてみたり・・
。

 

色々やってみましたが、効果はなし。


なんというかね、全く身についてない感。できない。

 

他部署の人に
「タスクや予定を連絡するので、悪いところがあったり、
 やってなかったら教えてください!」
と変なヘルプを求めてドン引かれることもありました。


最後には「もう雇い続けられない」*1

と上司に実質的に解雇を言い渡されたので、さすがに辞める心算を決めました。

 

そして、他部署へ挨拶に行くと、私の状況を見かねて、
他部署のスタッフが拾ってくれました。

 

業務量も多いし、会社でフォローできていないところもある。
流石に全面的にあなたが悪いわけじゃないし、頼みたい仕事もある、と。

 

そしてどうにか無職にならずに済んだのでした。*2

 

続く。

*1:お前に頼める仕事はない、という意味で上司は言ったのでした。

*2:辞令と言う形で出たわけではなかったので、まぁ〇〇部のマネージャーがそう言ってくれるなら、という空気で解雇から免れました。