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発達障害、ADHD、仕事、ベンチャーなどについてつらつらと。

発達障害(ADHD)が失業保険受給した

発達障害ADHD)の傾向があると言われた私が、

退職し、失業保険を受給するまでの記録をまとめました。

 

前提:精神障害者手帳 2019年に3級を取得

   会社辞めた

   転職するつもりだけどまだ予定なし

      都内賃貸一人暮らし

 

転職もしたいし、生きるのにはある程度のお金はいるし、

実はこれまで失業保険を受給したことがなく、受給してみたいのもあり、

まずは失業保険を受給しに行くことにします。

 

※基本的な流れを書いているので、障害者手帳ADHD固有のことはほぼありません。

 

前提:雇用保険に入っていたか?

失業保険とは、雇用保険の一種。

受給は(働いていた会社で)雇用保険に入っていて、働く意思があり、一定の条件を満たした人のみが対象です。

 

「働きたいけど休養もしたいから、受給はキツイかな?」という方も、どうか諦めないで欲しい..

「まずは転職サイトは登録して応募してみている」というのも十分働く意思になります。

 

参考:

https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/caripedia/52

辞める前:転職予定が未定なら離職票はもらう

失業保険を受給する場合、離職票が必要。

これは会社からもらいます。

転職予定がなかったら、辞める前に会社に「離職票下さい」というのがベターです。

会社によっては、言わないと発行してくれない場合もあるから。

離職票が来たら早くハローワークに行け

なぜなら、辞めた日から受給期間がカウントされるので、だんだん短くなって行くから。

 

必要なものを揃えて、ハローワークに行きます 

意外と必要なもの多いです

離職票-1,-2(2枚違う用紙が会社から送られてくる)
雇用保険被保険者証(細長い雇用保険の番号が書いてある紙。会社からもらえる)

マイナンバーのわかるもの(マイナンバーカード、マイナンバー付き住民票など)

・証明写真(縦3cm×横2.5cm)×2枚

・身分証明書(免許証、パスポートなど)

・銀行口座のわかるもの(通帳、キャッシュカードなど)

 ・印鑑

ハローワークで提出。説明会参加日程を決める。

管轄のハローワークに行く日はいつでもOK。

 窓口で上記の書類を提出し、失業保険説明会に参加する日程を窓口で決めます。

この「失業保険説明会」に参加しないと、受給できない。

とにかく行こう。

 

同時にハローワークで求職ができるようになる

ハローワーク離職票などの書類を提出すると同時に、

備え付けの紙に転職希望職種なども記入して提出しました。

 

そこで、ハローワークの求人に応募できるようになります。

多分求職者番号がカードか何かでもらえるはず...


障害者手帳のある人は、障害者雇用枠の募集も閲覧・応募できるようになります。

 

失業保険説明会参加

これに参加し、どうやって受給するかなどの説明を1hくらい、集団で受けます。

(私が受けたのはコロナ前だったので、現状はハローワークに要確認)

これも就職活動とみなされます。

とにかくこの場に足を運ぶべし...

失業保険受給日

失業保険の受給日が最初の申請時に決まります。

この日も必ず決められた時間にハローワークへ行きます。

そして、アルバイトをした日や仕事をした日がもしあれば申請し、その分を控除されて受給額が決定します。

 

ちなみに毎月この受給日が決まっており、毎月受給日にはハローワークへ行って窓口で申請をします。

入金!

失業保険受給日から1週間以内くらいで、失業保険が口座へ入金。

連休もあったので、ここまで約1.5ヶ月かかりました。

注意

・紙が多い

説明冊子、求職案内、資格用紙といろんな用紙をもらいます。

全て必須ではないですが、なくしがちADHDさんは、とりあえずもらった物は一式同じファイルに入れてとっておくべし..

 

 ・失業保険入金までに1〜3ヶ月程度かかる

条件によって異なりますが、すぐすぐもらえる訳ではありません。

 

・条件によって失業保険をもらえる期間が違う

年齢、雇用保険に入っていた期間、障害者手帳があるか、解雇なのか、などによって、受給期間が違い、3ヶ月から1年程度とバラバラ。

また、自然災害などの被害地域は特例があったりします。

 

・就職したら終了。

初出勤日の前営業日にはハローワークに行って、終了の手続きをします。

 

感想

・意外と時間かかる

私の場合は、申請から1.5ヶ月程度で受給できましたが、

思ったよりステップが多いなーと感じました...

 

・ほぼオフライン対応

書類提出、説明会参加など、物理的にやることが多く、オンラインや遠隔でできることほぼないです。

オンラインはハローワークに出ている求職案内を家のPCで見る・応募するくらいかな。

私は出不精&書類苦手なADHDで、かなり面倒臭い...と感じてしまったのですが、

どうしようもないので、実行。

 

・従業員めっちゃ守られてる

当然フリーランスや社長だと雇われておらず、雇用保険も当人は入っていないので、失業保険もない。

 

ハローワーク意外と手厚い

自治体によって異なりますが、希望すれば面接対策や、就職対策(ビジネスマナー、PCスキル)も無料で受けられる。

すごいじゃん...

 

 

受給に関して、ADHDに関係するところはあまりありませんが、もしあなたが面倒くさがりやさんなら要注意、ぐらいかな...

ちょっとでも参考になれば幸いです。